簡易な縦書きエディタを作ってみました

縦書きエディタを使う

何これ?

全てウェブブラウザ上で動作する縦書きエディタです。

主に「文章をひたすら縦書きで打ち込みたい!」的な需要向けです。そのため、印刷物に似せて、段落冒頭を字下げして表示することもできます。

編集内容はブラウザに保存されるので、ネットワークに流出する心配があまりありません。逆に言えば、他人とはおろか、自分の複数デバイスですら共有することができません。

また、httpとhttpsでも別に保存されるようですので、切り替えることでそれぞれ独立して編集ができます。

テキストファイルとして出力することはできませんので、「Copy」ボタンでクリップボードにコピーしてください。

注意

当エディタで使用している技術には比較的新しいものも含まれているため、ブラウザやデバイスによっては意図しない動作をする場合があります(作者の力量が原因の場合もあります)。こちらで把握している不具合も参考にしつつ、設定を変更して試してみてください。

問題点や要望は作者までご報告していただけると嬉しいですが、なにぶん作者はアマチュアなので、機能の改善・改良には消極的です。

また、予告なく公開を終了する場合もありますので、大事なメモはローカルに保存しておいてください。

編集内容の機密・保全は一切保証できません。あんまりないとは思いますが、念のため。

操作説明

「ここに書きます」にフォーカスすると編集モードになります。扱えるのはプレーンテキストのみで、リッチテキスト(太字や斜体など)はできません。「ページ設定」の内容は、文章全体に反映されます。

ページ設定の各項目について説明します。

フォント・文字サイズ
書体を選べます。選択肢がたくさん出てくることがありますが、お使いのデバイスにインストールされているフォントのみが使えます。「+」ボタンから追加する際は、正しいフォント名を記入してください(何らかのアプリケーションのフォント選択画面などで確認してください)。
文字色・ページ色
三種類の組合せから選べます。本ページでも試せます。
段組み・スクロール方向
書き進めた際のページ伸長方向を選べます。こちらも本ページで試せます。百聞は一見に如かず。
「一段のまま左へ」:段組みは一段のまま、ページを左へ左へと伸ばします。左右方向にスクロールしてください。
「段組みして下へ」:段を増やしていき、ページは下へ下へと伸びます。スクロール方向は上下です。
行を段落として字下げ
チェックすると、行頭を一文字分だけ字下げします。段落分けされた文章のようになります。表示を変えているだけなので、文字データとして全角スペースが入っているわけではありません。

左上の三角形のボタンはアンドゥ・リドゥ(元に戻す・やり直し)ですが、性能はブラウザに依存します。

おすすめ設定

PCで作業する場合は「段組みして下へ」を使用するのがおすすめです。一段の高さはお好みで調節してください。

スマホ・タブレットの場合は「一段のまま左へ」を選び、ソフトウェアキーボードが表示される高さに合わせて「下部の余白」を設定するのがおすすめです。

ブラウザは、Chrome, Firefox, Opera, Safariのいずれでも、多少の不具合はありますが動くようです。ただし、Internet Explorerではまともに使えません。

縦書きエディタを使う

把握している不具合

同じ環境でも当該の不具合が起こらないこともあります。